氏 名 |
吉田 仁美(ヨシダ ヒトミ) |
所 属 |
法学部法学科 |
学部担当科目 |
憲法、憲法(人権の保障)、ゼミナール |
専攻分野 |
憲法、アメリカ憲法 |
最終学歴 |
同志社大学大学院博士課程後期 |
研究テーマ |
グローバル化と人権保障/平等権/執行権 |
研究テーマの
説明 |
長い間の差別をどのように救済するかは、難しい課題です。大学などの入学専攻や雇用などの場面で、個人のバックグラウンドを考慮する政策、アファーマティブ・アクションを、平等権の見地からどのように考えるかは、1998年以来の研究テーマです。平等権の保障をどのように考えるかそれ自体を再検討せねばならないのですが、2015年には、これまでの成果を、『平等権のパラドクス』という本にまとめました。執行権については、アメリカ大統領制の研究をしてきたのですが、2003年から2005年にかけては、併設の関東学院大学法学研究所の長期研究プロジェクトとして、韓国及び日本の研究者と、韓国の統治機構に関する共同研究を行いました。 |
主要業績 |
- ・吉田仁美編『スタート憲法 第2版補訂版』(成文堂、2016)
- ・「家族、出自、ジェンダー問題をめぐる領域での平等」憲法理論研究会編『対話と憲法理論』(敬文堂、2015)
- ・『平等権のパラドクス』(ナカニシヤ出版、2015)
- ・吉田仁美編著『人権保障の現在』(ナカニシヤ出版、2013)70頁、114頁
- ・「参議院問責決議の憲法的検討 (短期共同研究プロジェクト 政権の安定と責任をめぐる憲法問題 : 日本と韓国の比較を中心に)」ジュリスコンサルタス22号139頁(2013)
- ・糠塚康江・吉田仁美『エスプリ・ド・憲法』(ナカニシヤ出版、2012)
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メッセージ |
憲法や諸法をめぐる問題は、日々身近に起こっています。法的な見方を身につけ、社会を見る目を養うとともに、それぞれの夢の実現に向けて力をつけて下さい。 |
ゼミナール |
憲法をめぐる問題について、グループで検討し、パワーポイントを用いたプレゼンテーションを行ったり、憲法判例の評釈を試みて、話し合ったりして、理解を深めています。春と夏には合宿があります。 |
より詳しい業績 |
- ・「プロローグ」「基本的人権総論」「第12章 国会」吉田仁美編『スタート憲法 第2版補訂版』(成文堂、2016)
- ・「第15章 人権の尊重と法」中川淳『市民生活と法 第4版』(法律文化社、2014)172頁
- ・「第4章 婚外子の相続分差別と裁判所」「第6章 表現の自由と公務員」吉田仁美編著『人権保障の現在』(ナカニシヤ出版、2013)70頁、114頁
- ・「大学におけるアファーマティブ・アクションの基準の厳格化-Fisher v. University of Texas at Austin, 133 S. Ct. 2411 (2013)- 」比較法学 48巻1号192頁(2014)
- ・「実質的平等の理論 (釜田泰介教授古稀記念論集)」同志社法学 64巻7号2693頁(2013)
- ・「参議院問責決議の憲法的検討 (短期共同研究プロジェクト 政権の安定と責任をめぐる憲法問題 : 日本と韓国の比較を中心に)」ジュリスコンサルタス22号139頁(2013)
- ・糠塚康江・吉田仁美『エスプリ・ド・憲法』(ナカニシヤ出版、2012)
- ・「第1章 基本的人権」中川淳『新 やさしく学ぶ法学』(法律文化社、2012)17頁
- ・「いわゆる300日問題と無戸籍の子の人権保障」関東学院法学 20巻4号111頁(2011)
- ・「差別的効果法理と昇進テスト–Ricci v. DeStefano, 129 S.Ct. 2658(2009)」ジュリスト1425号115頁(2011)
- ・「§1983と州裁判所の管轄 -Haywood v. Drown, 129 S. Ct. 2108(2009)- 」比較法学 44巻3号168頁(2011)
- ・「合憲性審査基準をめぐって (特集 憲法訴訟の潮流を読む) 」法学セミナー 56巻2号14頁(2011)
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