2022.12.12

「地域創生特論(相模原)」で本村市長が講義!

2022年11月7日(月)、法学部の「地域創生特論(相模原)」の授業で、相模原市の本村賢太郎市長による講義(履修者77名)が実施されました。
本村市長からは、相模原市が重点的に取り組むシビックプライドとSDGsに関して授業が行われました。
前半はシビックプライドに関する授業です。シビックプライドは「市民が都市(まち)に対して「誇り」、「愛着」、「共感」を持ち、「まち」のために、自ら関わっていこうとする気持ち」を意味します。相模原市はシビックプライドを高めるために多様な施策を実施しています。それらの根拠となるのが「さがみはらみんなのシビックプライド条例」です(通称「さがみん条例」と言います)。
相模原市は条例名に「シビックプライド」という言葉の入った条例を全国で初めて制定しました。シビックプライドの意義や効果、今後の展望などについて授業が展開されました。
後半はSDGsに関する授業です。相模原市は国のSDGs未来都市に選定されています。相模原市総合計画「未来をつなぐさがみはらプラン」において、「SDGsを踏まえた施策の推進」を具体的に明記して、率先的に取り組んできました。そうすることにより、持続可能な社会を創るとともに、市民と一緒に地域を良くすることにつながると、市長は述べていました。
受講生からは「市民一人ひとりの具体的な行動につなげるためには、市が取り組むだけでなく、シビックプライドをキーワードに市民、企業、団体等による取り組みの重要性を学んだ」や「市民をSDGsの具体的行動に繋げるための手法として、相模原市の「SDGsを体験させる」取組みに共感を持った」という感想が得られました。