授業紹介

Class

刑事訴訟法2

刑事裁判は一般には検察官が行う起訴によってはじまりますが、刑事訴訟法2では起訴以後の審理に関する手続を学修します。具体的には、起訴のしくみや裁判員裁判も含めたいろいろな公判手続の意義のほか、事実を認定するためにどういう証拠を用いることができるのかなどを考えていきます。

Student Voice

永井 杏実さん

法学科 3年
⾧野県 松本美須々ケ丘
高等学校 出身

刑事訴訟法1の授業では、春に事件の捜査に関する手続、それを踏まえたうえで刑事訴訟法2では逮捕後の公判手続等について学ぶことができます。ドラマなどで聞きなじみのある単語もあり、理解のしやすい講義でした。

※学年は取材時のもの

Teacher Voice

法学科 教授

川島 健治

刑事裁判では被告人に対して有罪か無罪かの判断が示されます。これは、その人にとってきわめて重大なことです。その判断を下すための手続を定めているのが刑事訴訟法です。刑事訴訟法を一緒に勉強してみませんか。

※学年は取材時のもの

民法入門

民法は、私人の法律関係を一般に規律する重要な法であり、その対象が極めて広範かつ多岐にわたります。民法入門では、1年生の春学期においてその全体を概観することによって、秋学期以降の学修の土台を作ります。反転授業を行い、初学者にもしっかりと民法の基礎を身に着けてもらいます。

Student Voice

櫻井 南美さん

法学科 1年
横浜市立みなと総合
高等学校 出身

民法入門では、民法の基礎的な知識を身につけることができます。専門用語も多く出てきますが、法学部生としての力になります。私は民法初学者でしたが、民法の勉強の仕方も学ぶことができました。

※学年は取材時のもの

Teacher Voice

法学科 准教授

小島 庸輔

「法学部なんだ、それじゃあ…」と聞かれるとき、民法の事柄について問われることが多いといいます。そんなときにみなさんが自信をもって答えられるよう、しっかりと民法を修得してもらいたいと思います。

※学年は取材時のもの

専門演習

死刑冤罪を考える

死刑は、強制的に生命をはく奪する刑罰です。もし誤った裁判によってこの残酷で無慈悲な刑罰が言い渡され、執行されたら……。私たちの社会にも実在する「死刑冤罪」という痛憤・痛恨の記憶をふり返り、その苦くて重い教訓に学びながら、死刑制度や日本刑事司法に対するアプローチの視点を探りましょう。

Teacher Voice

法学科 教授

宮本 弘典

「認識」していても「実感」していなかった!大学での学びにおいて「実感」してほしい体験です。この授業で目指すのも、冤罪被害の深刻さ、死刑制度の恐ろしさや冷厳さの「実感」という体験です。