2025.08.22
関学生、市役所に乗り込む!自治基本条例をガチで考えてみた
2025年8月6日に、茅ヶ崎市役所において、市職員を対象とした茅ヶ崎市自治基本条例の研修がありました。同研修は、市職員を対象に、自治基本条例に関する意識の浸透と、理念を踏まえた業務遂行が目的になります。
同研修はワークショップ形式で実施されました。ワークショップの司会進行を牧瀬稔ゼミナールに所属する大学生(3年生)が担当しました。なお、関東学院大学は、茅ヶ崎市と「連携及び協力に関する協定」を締結しており、その一環として、ゼミナール生が同研修に参画しています。
当日は、牧瀬ゼミナールに所属する、3年生15人が参画しました。職員研修は10班にわかれ、「自治基本条例における市政運営の基本原則の徹底をするにはどうすればよいか」をメインテーマにワークショップが行われました。
ワークショップは3段階で議論を展開しました。それは、①基本原則が無かった場合の影響、②具体的な実行可能策の検討、③基本原則徹底後の理想像の共有、です。
地方自治体の職員研修に大学生が参画する事例はほとんどありません。これは本学科の特長と言えます。参画した大学生は、大きな学びがあったようです。
一方で、茅ヶ崎市にとっては、大学生という第三者の立場で司会進行をすることにより、茅ヶ崎市自治基本条例を客観視できる点がメリットになります。
ゼミナール生は、当日にワークショップをしただけではなく、事前に自治基本条例の現状と課題を学んだうえで参画しています。このことにより、大学生は知見を広げることができます。この知見が日々の生活が充実し、あるいは就職活動などにおいても役立ちます。
茅ヶ崎市と大学生の双方にメリットとなる内容でした。
今回の様子は、茅ヶ崎市のホームページにおいても公開されています。茅ヶ崎市のホームページから、「令和7年8月6日めくり茅ヶ崎」をご覧ください。また、「湘南人」のホームページにおいても記事があります。こちらになります。