2025.06.10
法学部学生が市役所を動かす!? 学生が創る焼津の未来計画
2023年度から、牧瀬稔ゼミナールは、フィールド自治体を焼津市(静岡県)にして活動しています。
今年度は、焼津市様のデジタル田園都市構想総合戦略における基本目標である「新しい人の流れを作る(移住・定住・交流)」に寄与することが目的です。
この目的を達成するため、移住・定住・交流人口の増加に向けたプロモーションの強化の一環として、焼津市から学生「やいづライフプロモーションデザイナー」を委嘱していただき、一年間活動を進めてきました。
なお、やいづライフプロモーションデザイナーは公職であり、学生が自治体の公職に就く事例は珍しいケースです。
3年生、4年生の24名がやいづライフプロモーションデザイナーとして、焼津市を何度か訪問し、移住・定住・交流人口の増加につながる魅力の発掘に取組みました。その魅力に付加価値をつけて、効果的なプロモーションを検討し、具体的な成果品(動画やポスター、チラシなど)を用意しました。
3月7日、焼津市役所において、市長ほか関係課に対して、一年間の活動報告を行いました。市長からは、既存の事業に反映できることは活用し、プロモーションを強化していくという趣旨のコメントをいただきました。
やいづライフプロモーションデザイナーとして活動した学生の感想は、以下のとおりです。
「焼津市は豊かな自然環境に溢れ、移住支援制度が充実していることから子育ては適している町であると感じました。ぜひ沢山の方に焼津市への移住を検討して欲しいです」(美濃口勇樹さん・移住人口チームリーダー)
「定住班は防災をテーマに発信する中で、正しい情報を伝える大切さを実感しました。市の良い点をSNSでのプロモーションを通じて、定住促進に貢献できていたら嬉しいです」(今井亜美さん・定住人口チームリーダー)
「観光の魅力を調査し、SNSで紹介しました。日本有数の港町で、新鮮な海鮮や観光スポットが充実し、特に海鮮の美味しさは格別で、もっと多くの人に広めたいです」(井上鈴音さん・交流人口チームリーダー)
やいづライフプロモーションデザイナーの委嘱式の様子は【こちら】にあります。活動報告会は静岡新聞に記事として報道されました。【こちら】にあります。