授業紹介

Class

地域社会論

日本の地域社会が抱える課題を知り、それにどう対処していくかを考えてもらうための講義です。「課題」として地方の人口減少、少子高齢化や格差・貧困問題を取り上げます。そして、「対処」のカギとして「社会関係資本」という概念を取り上げ、これを活用した各地での取り組みを紹介し、分析しています。

Student Voice

加藤 桃香さん

地域創生学科 3年
神奈川県
横浜隼人高等学校 出身

地域社会論は少子高齢化や貧困など、現代日本社会が抱えている問題を分析する授業になっています。教育格差や貧困の連鎖の課題や解決のための制度を学べるので、他授業でも生かせる科目と感じています。

※学年は取材時のもの

Teacher Voice

地域創生学科 教授

籠谷 和弘

現在、日本はゆるやかに衰退しています。まず貧困や孤立など、それが表れている場について知ってほしい。そして、それでも充実した地域社会の形成は可能で、そのヒントをこの講義で得てもらえればと思っています。

※学年は取材時のもの

社会保障論

世界で最も少子高齢化が進んでいる日本において、今後、年金制度や医療制度はどうなってしまうのでしょうか。まず、この授業では、年金、医療、福祉などの社会保障制度について、どのような時にどのような給付が受けられるのか、各制度の内容を丁寧に説明します。次に、社会保障制度が抱える様々な問題と、その解決策について考えていきます。

Student Voice

荒木 栞奈さん

地域創生学科 4年
神奈川県 湘南工科
大学附属高等学校 出身

この講義では、例えば自分が病気で働けなくなった際には国からどのような福祉が受けられるかなど、私たちが生活をするうえで非常に身近で大切な社会保障に関する知識が身に付けられます!

※学年は取材時のもの

Teacher Voice

地域創生学科 教授

大原 利夫

「そういう仕組みになっているのか!」と社会保障制度を知ることは、自分の生活に役立つばかりでなく、より良い社会を作ることにもつながります。多くの学生に社会保障制度を知ってほしいと思います。

※学年は取材時のもの

専門演習

地域文化と地域らしさの研究

名所旧跡、名湯・秘湯など有名な観光資源がどこのまちにもあるとは限りません。しかし、どこのまちにも固有の「地域文化」はあります。身近過ぎて見えていないだけです。「地域文化」は人々をひきつける磁石のような力を持っています。この演習では、こうした「地域文化」を発掘し、磨き上げる手法を学び、実践します。

Teacher Voice

地域創生学科 教授

木村 乃

「うちのまちには大したものは何にもない」という言葉を時々耳にします。そんなことはありません。あなたのふるさとにも誇るべき「地域文化」があるはずです。この演習を通じて発掘しましょう。