担当科目
初級フランス語、教養フランス語、外国文学(仏文学)
氏 名 | 大鐘 敦子(オオガネ アツコ) | ||||
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所 属 | 法学部法学科 | ||||
学部担当科目 | 初級フランス語、教養フランス語、外国文学(仏文学) | ||||
専攻分野 | フランス文学、フランス語教育 | ||||
最終学歴 | 慶應義塾大学文学研究科・博士(文学) | ||||
研究テーマ | Gustave Flaubert(フローベール)研究、フローベール草稿研究、サロメ比較文学研究(文学・美術・オペラ・演劇・バレエ)、19世紀文学と芸術およびジェンダー論 | ||||
主要業績 | 【著書・論文】
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研究テーマの 説明 |
Flaubert 研究: フランス19世紀の作家ギュスターヴ・フローベールは、レアリスムの父といわれるとともに、近代小説を作ったと言われる作家です。1960年代以降、フランスを中心に、世界の草稿研究の特権的な対象作家になっています。また、晩年の『ヘロディアス』に描かれたサロメのダンスの描写は、19世紀末のファム・ファタル(宿命の女)の典型であり、フランス文学史上初めて本格的に描かれたサロメのダンスの描写と言われています。フローベールにおけるファム・ファタルの形成と変遷、また周辺作家との関係や19世紀社会との関係、文学史上における先駆的な役割を研究しています。 | ||||
より詳しい経歴 |
メッセージ |
法学を学ぶにあたって、日本の法律はフランス法やドイツ法などヨーロッパの法学の影響を強く受けています。フランス語をまなぶことによってみなさんの知識と教養ががより広範に深いものになることを願っています。また、法に携わる者は、単に知識だけでなく、より深く人間研究をする必要があると考えています。19世紀のフランスの「文学裁判」に関わる作品や社会、人間の感情、文章表現にふれることでより豊かな人格を築けるよう、とくに法に関わるみなさんは幅広い視野をもち、自己研鑽をつむことが不可欠と思われます。 |
お問い合わせ |
atogane@kanto-gakuin.ac.jp |
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