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法学部Q&A

法学部Q&A

このページでは、関東学院大学法学部への進学を考えている高校生から、しばしば寄せられる質問にお答えします。
(各回答について、より詳しい説明はリンク先ページをご覧ください。)

Q.

法学ってどういう学問ですか?

法学とは、法の本質、役割、意味や内容など、法を対象とするさまざまの学問を総称するものです。したがって法学の中には法解釈学や法政策学も含まれます。法律学という言葉は、法学と同じ意味で用いられる場合もありますが、狭い意味では法律の解釈や運用を学ぶ学問を指します。

Q.

「法学科」と「地域創生学科」の違いは何ですか?

 法学科も地域創生学科もともに法学部の学科として、リーガルマインドを持った人材を育てることを使命としています。リーガルマインドとは、法律を判断基準として問題を分析し解決に導く力です。
 この共通の使命を持った両学科ですが、そこへたどり着くアプローチに違い(特色)があります。
 例えば、法学科のパブリックセキュリティ(PS)コースと、地域創生学科の地域安全コースのどちらも、警察官や消防士などの地域の安全を担う人材の育成を目標としています。
一方で、この2つのコースでは学びのスタイルが異なります。
 法学科では、座学を中心としながら伝統的な法律学を体系的にしっかりと学び、警察官・消防士(地方公務員)の業務に関連する法律関係を修得します。
 これに対して地域創生学科では、「震災に学ぶ」や「防災・復興演習」などといった実践科目を多く配置し、地域の現場で安全と安心を守ることのできるスキルを身に付けます。
 講師陣も同様に、法学科では、法律のスペシャリストを多数配置し、より深く、より専門に学修できる体制が確保されています。地域創生学科では、自治体出身の専任教員を置くほか、警察・消防・海上安全の現場に携わってきた講師も登壇し、「現場に学び、現場で学ぶ」を実践します。

Q.

法律なんて勉強したことがないし、難しそうなんですが、入学しても勉強についていけるのでしょうか?

おっしゃるように、法律は、高校の授業科目であまり取り上げられません。しかし、これは、一緒に法学部に入った全国の法学部の仲間と、一斉に同じスタートラインから勉強を始められるということです。

また、大学での勉強は、高校までのものとは違い、教科書通りに学んでいくわけではありません。様々な見解に触れる中で、「自分自身はどう考えるのか」を検討していく作業です。ですから、皆さんに能動的に学んでいく気持ちさえあれば、大丈夫です。

Q.

法学部ではどんな資格がとりやすいんですか?

昔から法学部は「つぶしがきく」と言われ、多方面の進路に開かれている学部ですが、それだけでなく、ほかの学部に比べていくつかの資格を取得しやすくなっています。

まず、法律専門職と言われる職業の資格がそうです。法曹(裁判官、検察官、弁護士)を筆頭に、司法書士、行政書士、弁理士のほか、社会保険労務士、税理士、宅地建物取引士も法律の知識を必要とする職業です。これらの資格試験では法律科目が課されるため、ふだんから法律を学んでいる法学部の学生は断然有利だと言えます。

法曹になるため司法試験を受けるには、学部卒業後さらに法科大学院で勉強することになります。法学部には法曹資格をもつ教員や法科大学院の授業を担当している教員がいますから、受験についてアドバイスを得ることができます。本学部の卒業生にも、法科大学院へ進学して現在弁護士として活躍している方がいます。
法学部での学習は、警察官や消防官を含む公務員の試験、特に論文試験や面接試験で効果を発揮します。公務員の仕事は法を執行することですから、それぞれの職務を適切に理解して遂行するためには、法律の知識や制度への理解が不可欠です。

これらのほか、在学中に法学検定やビジネス実務法務検定を受けやすいのも、法学部ならではです。
これらの資格取得をサポートするために、関東学院大学法学部では課外講座として「法職講座」を用意しています。

 

 
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Q.

法学以外のことも勉強するんですか?

大学の学部であるなら、大体そうですが、その学部の専門科目以外の一般教養科目と言われるものも勉強します。文化や語学、心理学、現代社会に関する幅広い科目などです。

法学のことだけ勉強していれば、法職に就き、活躍できるというわけではありません。何をするにも、人間的豊かさが必要です。一番基礎的なところで言えば、現代は情報化社会です。いくら法学のことを理解していても、パソコンが使えなくては、仕事になりません。そこで、教養科目として「情報処理」があります。

また、様々な学問や考え方を身につけることは、柔軟性や広い視野を身につけることでもあり、専門科目を理解する上でとても役立ちます。

Q.

ゼミナールって何ですか?

ゼミナールとは、教授の目が行き届く少人数の学生が、特定のテーマについて研究し、報告・討論するものです。高校までは、担任の先生がいましたが、大学にはいません。また、授業は、科目によっては300人近い大人数で受講するなど、高校までとは大きく異なります。

ですので、授業は受動的になりがちです。ゼミナールでは、担当の先生が近くで教えてくれるため、学生の能動的な参加が重要になってきます。

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ゼミナール
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