テーマを決めて法哲学および隣接分野の文献を読み、討議を通じて理解を深めます。また、各自が関心をもつテーマについて研究・報告し、討議を経て、最終的に卒業論文にまとめます。
鳥澤ゼミは、法の存在や内容を正当化する「理由」について深く考えるゼミです。たとえば、理由が個人の「自由」の保障だとしても、そもそも個人が自由であるとはどういうことでしょうか?ゼミで実際に討論してみると、様々な興味深い意見が出てきます。討論を通じて、論理的思考力を鍛えるとともに社会への理解を深めてください。
普段よく耳にする「自由」や「正義」。しかし、「どこまでが自由?」「何が正義なの?」と、考えると難しいものです。鳥澤ゼミでは、この「自由」や「正義」について書籍を読み、各ゼミ生が考察、討論しています。また、各ゼミ生が興味を持った様々なテーマについて、考察、批評、討論をしています。深いテーマでもありますが、ゼミの雰囲気は重くはありません。自分の意見を出し合う良いゼミだと思います。
鳥澤ゼミでは、主に法と自由に関する文献をゼミ生同士で輪読し、社会問題と法への向き合い方について考察しています。一見、その作業は難解なものかと思われるかもしれません。実際、考えるということは単純にして難しいことですが、鳥澤ゼミにおいて重視されることは、自分一人で考えるのではなく、討論を通じて他者と一緒に考え、他者と知識を共有することだと思います。自分には無かった発想を他者が持っているかもしれないし、他者にはなかった発想が自分の中にあるかもしれません。そのように他者と学び合うことで、自分の中に新たな価値観や社会観を見つけることができると思います。鳥澤ゼミでは、そんな学び合いのステージを用意してくれます。