イベント
2018.06.19
6月16日(土)に、横浜・金沢八景キャンパスにおいて、「高校生のための法学講座」を開催しました。
この講座(全3回)は、毎年、6月前後に開講しています。
2回目となる今回は、10名を超える高校生と一般の皆さんがご参加くださいました。その内容についてご紹介します。
【担当者】 本学法学部准教授 武藤 達夫 先生
【講義概要】
今回の法学講座では、まず、日本の法(国内法)のつくられる過程について学びます。日本には、立法機関(法を定める権限のある機関)として国会がありますが、実際に国内法が制定される過程では、国会だけでなく、市民団体や圧力団体など多くのアクターがかかわっていることを、具体例とともに紹介します。
つぎに、この国内法の形成過程と比較しながら、国際法のつくられる過程について学びます。そもそも国際社会には立法機関がありません。そこで、国際法は、国家間の約束(合意)としてつくられます。
この合意を形成するまでには、困難な交渉や様々な駆け引きが繰り返されます。そうした国家間の駆け引きなどは、一般市民には見えない形で行われることもありますが、それでも、私たち市民の活動が国家間交渉に影響を及ぼすことは可能です。この講義では、これまで、国際法の形成や運用に市民活動の影響が大きく働いた事例として、対人地雷禁止条約の採択や気候変動枠組条約の実施プロセスなどを取り上げて学びます。
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当日は、講義の他に講義の後、学生スタッフによるキャンパスツアーが実施され、講義教室やパソコン施設、チャペル、Foresight21館10階展望台などの施設を見学しながら、本学学生の生の声をお聞きいただきました。
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●「成人は20歳?18歳? 成人年齢について考えてみよう!」
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●「コスプレも!旅行も!ワクワクする地域創生の世界」
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「市民のつくる国際法:環境の保護や兵器の制限をめざす市民活動と国際法の形成」
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各回とも、講座終了後にキャンパスツアー・入試相談会を開催します。(所要時間:30分程度)
学生スタッフが皆さんをご案内しますので、この機会にぜひキャンパスの様子をご覧ください。
この講座は3回シリーズです。
全3回受講された方には修了証をお渡しします。興味のある講座のみの受講も可能です。各回とも講座終了後~30分程度キャンパスツアー・入試相談会を開催します。(自由参加・申込不要)
【昨年度 第3回講座終了時撮影】
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下記お申込フォームにて、必要事項をご記入の上、お申込みください。
●お問い合わせ:関東学院大学 学部庶務課(法学部)
TEL: 045-786-7040
E-mail: hogakubu@kanto-gakuin.ac.jp
皆さまのお申込みをお待ちしています!